pokupo931の日記

排泄物

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なんで女に生まれたんだろうな、と舌打ちをすることがある。人生で何度も。明らかに性別なんて関係ない分野で性別による理不尽な差別を受け、声をあげるとこれだから女は面倒くさいと言われるのだ。ちなみに黙っているとクソジジイめいい気になって女はいつも〜女のくせに〜と続く。憤慨して友達に愚痴ると、面白いことに男の友達は、そんなにそう言われるのがムカつくの?と苦笑いしていた。気にしなきゃいいじゃん、と。1回チンコ蹴っとけば良かったな。痛いチンコだって気にしなきゃいいもんね。一応言っておくが平成の話だ。
別に今流行りの女性差別ガ〜という話だけではない。男性だってこういう経験ある方いると思う。この前冗談でオトコノクセニ〜と言った時、友達と2人で吹き出してしまった。なんて前時代的で根拠も中身もない言葉!でも私自身がほんの少し前にもっともらしい真面目な顔で、あろうことか根拠や論証を重視すべき理系教育者の方に言われたのだ。女のくせに!と。
界隈で権威のある面接練習の講座に出た時「出産や結婚は考えていますか?」と聞かれた。大変女性研究者の育成に力を入れてらっしゃるとパンフレットに書いてある所だったので「はい。両立できるように頑張ります!と答えた。」するとするとだ。「君、受かりたかったらいいえ。今のところ研究に専心したいので、そのような予定はありません。と答えなきゃ。タダでさえ女性は受かりにくいんだから。分かるよね?」と言われた。びっくりしたね。全然分からんわ。じゃあ何のために女性研究支援云々かんぬん補助金もらってるの?試験はなんの為にあったの?パンフレットのあれは?じゃあ結婚出産願望ある女お断り!ってはじめから書いとけよ。そもそも人間の半分が女なのに、志願男女比だってそこまで顕著でもないのに、女性合格者があんなに少ないのおかしくない?まぁ結局男受験者がゲタを履かされてたって事実が明るみになったんですけど(笑)
その時に限らず受験期は様々な所で理不尽を突きつけられた。最初は憤慨していた私も最後には半ば諦めのように、現代日本で女に生まれた時点で学問への道は険しいのだと悟ったね。あの時はもう舌打ちする元気も跳ねっ返りもなかった。疲れきって、ただただ女に生まれたことが悲しくて仕方なかった。学問は平等だと信じていたかったのだ。
まぁこれは私が未だ男性有利の界隈に身を置いているから感じた理不尽だと思う。女性有利の界隈ではきっと同じことを感じてる男性もいるはず。愚かな人間はまだまだ上に居座りやがるし、違和感を感じないような微弱な洗脳は長い時間をかけ今も積もっている。よく考えるとたかが性別如きでここまで多くの理不尽が生まれるのもおかしな話だよな。男女差でいう向き不向きって出産とよっぽどの肉体労働の話だけじゃないか?たかがと思ってしまうのは私が正直あまり性別を意識して友人関係や恋人関係を構築しない人間であるというのも理由の一端かもしれないけれど。
あとまぁこれは単に最近思うことなのだが、女性の性犯罪に遭遇する率高すぎやしないか?私含め周りの女性全員が数回は痴漢やら何やらされた経験があるの、単純に性犯罪者が多いのか?冷静に考えて比的にも数的にも狂ってると思うのだけれども。最近は冤罪ガー云々と話題になってるのでそれも怖い。まぁ痴漢の実体験数に対して実際周りで痴漢冤罪をかけられた経験がある男は1人もいないんですけど(笑)
こういう憤慨をしたためた毒素多めオシッコは海に放尿するに限る。やっぱりなんで女に生まれちゃったかな。べつに男に生まれたってこれら全てがなくなる訳でもないんだろうけれども、エレベーターで2人になっただけで警戒しなくてもいい人間になりたい。性別なんて関係なく、友達の家で遊びたい。学びたいものを正当な実力で勝ち取りたい。至って普通で、幼い頃は当たり前に成されるものだと思っていたことが案外難しいらしいのだと大人になって思う。忘れちゃいけないのは、男ガー女ガーではなく、悪い人間は男にも女にもいて、良い人間も男女両方にいるということだ。ただ性犯罪者は多すぎると思うけどね